古河クリニック、阪急箕面駅、さくら並木通り、箕面北小学校前、眼科医療法人修進会 古河クリニック

コンタクトレンズ

コンタクトレンズ

コンタクトレンズは高度管理医療機器に分類されており、レンズ使用による角膜障害やアレルギー性疾患など発症していないか眼科医(眼科専門医が望ましい)による定期的な検診が必要です。

コンタクトレンズの適応

眼鏡と比べて、運動や外出時などに便利な装具です。特に高度近視の方は、眼鏡よりも対象物が大きくみえるため矯正視力も向上します。
基本的には眼鏡を使用されている高校生以上の年齢の方が対象となります。中学生以下でも、スポーツ活動などで眼鏡装用が困難な場合は1日使い切りタイプのコンタクトレンズを処方しております。
コンタクトレンズ使用が初めての方は、コンタクトレンズ装用の練習の必要がありますので午前診なら10時、午後診でしたら17時までには受診するようお願いいたします。必ずお持ちの眼鏡を持参してください。
また高校生以下の方は保護者の方にもコンタクトレンズ使用のリスクについて一緒に聞いていただき、同意が必要となります。初回は必ず保護者の方の同伴をお願いいたします。

ソフトコンタクトレンズ

現在は基本的に使い捨てソフトコンタクトレンズが主流です。使用方法によって2週間使い捨てタイプと、1日使い捨てタイプをおすすめしております。
1日タイプは週末や運動時のみなど毎日使用しない方におすすめです。
シリコンタイプのレンズは酸素透過率も高く、適切な使用をしていれば角膜のトラブルもほとんどありません。

ハードコンタクトレンズ

乱視が強い方、円錐角膜の方などはハードコンタクトレンズの適応となることがあります。
程度の差はありますがハードコンタクトレンズを長期使用されていると眼瞼下垂を生じることがあります。ハードコンタクトレンズは長期使用により細かな傷で細菌や真菌が繁殖する恐れがあります。また、毎日のこすり洗いでレンズが薄くなって度数が変化したり最悪使用時に破損することがあります。
異常がなくても半年ごとの定期検診をおすすめしております。

コンタクト使用に対する問題点

コンタクトレンズは適切な使用をしないと角膜感染や角膜内皮細胞の減少といったリスクがあります。
角膜感染は治療をしても視力低下が回復しないこともあります。角膜内皮細胞は角膜への酸素不足によって減少します。一度減少した内皮細胞は増えることがないため、将来、白内障などの手術ができない可能性があります。
当院ではコンタクトレンズ装用の方には定期的に角膜内皮細胞をチェックしております。

処方箋について

当院では古河コンタクトレンズセンターが併設されております。

コンタクトレンズの処方箋にはもともと発効後数日の効力しかありませんが、一枚の処方箋で何度もコンタクトレンズを販売されたり、処方箋で指定されたブランド以外が販売されることが多く現在は当院では処方箋は発行しておりません。
 
 
現在当院で扱っている
コンタクトレンズについては
古河コンタクトレンズセンター
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